生理痛をピルで緩和

IMG_3680日本で処方される経口避妊薬には、ホルモン剤として一般的にピルと呼ばれている低用量のタイプと緊急時に用いられる中用量のタイプのモーニングアフターピルとに区別することができます。
それぞれの特徴は、まず低用量のピルでは長期的に服用し避妊することが本来的な目的ですが、この他にも女性にとっては様々なメリットがあります。
これには主に3つ挙げることができ、まず1つ目には生理に関して月経周期を規則正しくすることから、例えば生理前のイライラ等PMSの改善や或いは生理痛をピルで緩和することなどもできます。
次に2つ目にはホルモンバランスにより影響を受けるニキビなどの改善を期待することができ、更に3つ目として最近では長期的に服用することで女性特有の病気である子宮内膜症や子宮頸がんまた卵巣がんなどの発症率が低下するとの報告もあります。
これらのことから、現在では低用量のピルは避妊本来の目的よりも多くの女性が抱えるトラブルに対処する目的で服用される方が増えています。
またその種類や服用期間又は服用方法も様々なタイプがありますので、現在のピルを扱う婦人科では問診や血液検査等からそれぞれの症状や体質等から最適なピルが処方されています。
一方で、モーニングアフターピルは、性交のあった翌朝に飲むことに由来する緊急避妊薬で、こちらは一回の服用で望まない妊娠を回避する為の中用量ピルです。
正確にはモーニングアフターピルには2種類あり、1つには日本ではまだ認可されていないホルモン剤以外の有効成分による緊急避妊薬ともう1つにはこの緊急避妊薬と同様の効果を持つホルモン濃度にした狭義のモーニングアフターピルとがあります。
そして、日本ではこの後者のタイプが医師の責任に於いて処方されています。